嚥下障害
嚥下障害が疑われるかたに、嚥下内視鏡検査を開始しました。
- 嚥下障害について
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最近、ムセることが増えた、飲み込みにくさを感じるなどは、嚥下障害のサインかもしれません。また、病気の影響で呑み込みの機能が低下したかたは一度検査をおすすめします。嚥下障害は、様々な原因で起こり、脱水、栄養障害、誤嚥、誤嚥性肺炎、窒息などにつながる恐れがあります。
担当医師は、日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士であり、嚥下障害患者を多数診療した実績があります。嚥下障害を認めた際には、定期的に通院し嚥下のリハビリを行います。
検査希望のかたは、「嚥下検査について相談の希望」と、お電話頂き、受診予約してください。
■検査について
内視鏡の検査時間は10分程度です。 初診時には、そのほかレントゲン、呼吸機能検査等行います。
嚥下障害を疑う症状
ムセ どういう食品を食べたときにムセるか? 水分、固形物など。 せき 食事中や食後の咳は多くないか、夜間の咳はないか 痰の性状、量 食物残渣はないか、食事を開始してから量は多くないか 食物残留感 異常感、残っている部位はどこか? 声 食後に声の変化はないか、がらがら声ではないか? 食欲低下 むせたり、苦しいから食べないなど嚥下障害が原因のことがある 食事内容の変化 飲み込みやすいものだけを選んでいないか 食事時間の延長 口の中にいつもあでも食べ物をためている、なかなか飲み込まない 食べ方の変化 上を向いて食べる、汁物と交互に食べている、口からこぼれる 食事中の疲労感 食事に伴う低酸素血症はないか? 口腔内の汚れ ひどい歯垢、食物残渣、口臭は口腔期の問題と関連がある? 参考文献 藤島一郎, Jpn J Rehabil Med 2013; 50: 20
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