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骨粗しょう症の検査お勧め
骨粗しょう症の説明図

骨粗しょう症とは、「骨が弱くなり、骨折しやすくなる」病気です。自覚症状に乏しく、「背中が丸くなる」「身長が縮む」といった症状が徐々に起こる為、「病気」と気づかない事が多いのも特徴です。気が付いた時には症状がかなり進行していたという事も少なくありません。     
高齢者に多く見られ、転倒など、日常生活での骨折のリスクが高まります。特に背骨や股関節、手首などの骨折が多く、寝たきりの原因になることもあります。

骨粗しょう症の症状

また、骨粗しょう症になっても「痛み」は発生しません。     
骨粗しょう症によって弱くなった骨に力が加わると、上下から押しつぶされるように「圧迫骨折」を起こします。     
その結果、骨がつぶれたり、変形したりすることで「痛み」などの症状が出てきます。
骨粗しょう症になると、「軽く転んでしまった」「尻もちをついてしまった」「重いものを持ち上げた」程度でも圧迫骨折が起こります。圧迫骨折を起は、激しい痛みを伴いますが、まれに痛みを伴わない場合があります。特に高齢者は、痛みに気が付きにくいことがあるため注意が必要です。

私たちは常に骨形成(骨を作ったり)と骨吸収(壊したり)がバランスよく繰り返され、新鮮で強い骨を保とうとしています。      
この骨の作り替えを骨代謝といいます。      
何らかの原因でこの骨代謝がうまくいかず、      
『骨吸収=骨形成』ではなく『骨吸収>骨形成』の状態となってしまった場合に骨が脆くなり、この脆くなった状態を『骨粗しょう症』といいます。

骨代謝の図解

骨粗鬆症には年齢や生活習慣に起因するもの病気や服薬に起因するものなど、様々な原因があります。

骨粗しょう症の原因      

骨粗しょう症を予防し、骨を丈夫にするにはどうしたらいいのでしょうか?

     骨粗しょう症の予防      
  • 運動の習慣をつける
  • 日光を浴びる
  • 食生活の改善

当院では、リハビリテーション専門医と看護師、療法士が患者様1人ひとりに合わせた運動療法・栄養指導を行い、骨粗しょう症予防・骨折予防に取り組んでいます。

 
骨密度検査の写真

骨粗しょう症の診断にはX線を用いた骨密度検査を行います。
当院では、主に第2中手骨(手のひら)を撮影します。
検査時間も短く、痛みもありません。

骨代謝マーカー検査

また、骨密度検査と合わせて骨代謝を確認する血液・尿の検査を行います。
血液や尿中の骨代謝マーカーを調べることで、骨の形成や吸収の状態を確認したり、骨粗しょう症と似ている病気の区別を行うことが出来ます。
これらの検査により骨粗しょう症の進行がみられる方には、医師によるお薬の処方や栄養指導、リハビリテーションによる定期的な運動処方による治療をお勧めしています。

      

『骨粗しょう症』と診断された場合は、お薬の処方や栄養指導、リハビリテーションによる定期的な運動処方による治療の対象となります。骨粗しょう症は、慢性あるいは急性の痛みの有無、骨折に引き続く合併症が発生しているか否か等、病態や、その時期が様々です。そのため年齢や痛みの部位などに合わせて、リハビリテーションの内容や骨密度を上げるお薬の強さ等を、患者様に合わせて決定します。 チーム医療のイメージ      

  • 医師:診察、検査、治療、薬・運動療法の処方や栄養面の指導を実施
  • 看護師:医師と共に患者さんのフォローアップ
  • 療法士:骨・筋力の強化のためのリハビリ、その他転倒予防のための運動指導等
  • 栄養サポート:必要に応じて、医師が栄養指導を行います
  

骨粗しょう症は高齢者にとって身近な疾患であり、『早期発見・予防・治療』が重要です。骨密度検査や骨代謝マーカーを活用し、日常生活に運動を取り入れることでリスクを大幅に減らすことができます。
当院では、リハビリテーションを中心に患者さまの健康をサポートしています。

    

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